永代供養墓についての知識や情報をしっかり把握するということは、なかなか難しいことだったりします。
このことが原因で、永代供養墓を申し込んでから、「こんなに費用がかかってしまう所だったなんて…」と、申込を後悔される方も中にはいらっしゃるようです。
例えば
「永代供養なんだから、管理料なんていらないと思っていた…」
「合同法要の際に読経料が必要だったなんて…」
というようなケースがあったりします。
では、このような後悔をせず、納得できる永代供養墓を探すにはどのようにすればいいのでしょうか?
今回は、費用の面から見た、永代供養墓の選び方や知識・情報をご紹介しようと思います。
永代供養墓にかかる費用の明細は書面で確認できる所を探す
最近では、多くの所は永代供養墓に関わる費用の全てを書面で案内している所が多くなってきました。
しかし、中にはホームページやチラシには書いていなかった費用を、現地見学に行った時や契約時、ひどい場合には契約後に言われるケースもあったりします。
永代供養墓に関わる費用の明細・内訳を確認することももちろん重要です(これについては後述します。)が、
まずは、その永代供養墓について費用が全てホームページやチラシなどに掲載されているかどうか?
もしくは、電話で問い合わせをしてみて、はぐらかしたり、曖昧な答え方をせず明確に答えてくれるか否かをチェックするようにしましょう。
「事前に資料(パンフレット)をお送りします。その中にかかる費用はすべて記載されてますので、まずはご覧になってみて下さい。」というようなスタンスの永代供養墓の方が、良心的な対応をしてくれる場合が多いと感じます。
ですから、いきなり見学に行ったりするのではなく、一度資料を請求して見て、比較してみるのも一つの有効な方法です。
永代供養墓にはどのような費用が必要なのか?
永代供養墓では、どのような費用が必要なのでしょうか?
大きく分けると次のような費用が必要となります。
・永代供養料(永代納骨料)
申込時に支払い、運営者(お寺や霊園など)が永代にわたりご霊位を供養・護持管理するための費用
・刻字料
銘板などに俗名や戒名などを刻字するための費用。
永代供養料に含まれる所とそうでない所があり、さらに刻字(銘板)が無い所もある。
・納骨時の費用
納骨時に法要料や手数料が必要な場合が有る。
さらに、必ず事前に確認をしておいたほうが良いのが次のような項目です。
・管理料が発生する場合
生前予約者が入墓するまでの間必要であったり、管理料の支払いがストップすると合祀墓に移行されるといったような場合があります。
・合同法要時に費用が必要な場合
合同法要時に読経料などを請求される場合もあるようです。
・個別に年忌法要をする場合
多くの永代供養墓の場合、個別の年忌法要などは別途の場合がほとんどです。
もし、年忌法要などを希望する場合には、費用がどれくらいかかるのか?は事前に確認しておくようにしましょう。
・その他
他にも、その永代供養墓特有の費用などがあったりする場合があります。
先々、残される方たちに負担をかけたくないという想いで永代供養墓を購入されるのであれば、申込後にかかる費用は入念に確認するようにしましょう。
というわけで、永代供養墓の費用についておさえておきたいポイントについてご紹介しました。